まさに水瓶座のシーズンがもうすぐ終わる今、
今月は11番目の星座、水瓶座について書いていきます。
水瓶座のマークは、少年が水瓶の水を大地に注いでいる場面だと言われています。
つぼから流れている水の波を表しています。
これは、風のエレメントでもある水瓶座が、
風を送って水上に波を立てる様子ともとらえられ、
知識を広く伝える役目を象徴しているようです。
水瓶座 特徴
過去の常識や体制を打ち破り、変革を引き起こす
天王星を支配星に持つ水瓶座。
人と同じ物・ことを好まない水瓶座は、
異端児的な解釈をされることもありますが、
変人を気取っている訳でも、人に反発したくて反対意見を述べている訳ではありません。
自由と個性を何よりも大事にするため、
多様性を重んじ、他者の個性を認めると同時に、
自分の個性を表現しているのです。
あなたは多くの人の中で、自分をどんな風に活かしていくかを考えていることはないでしょうか。
そしてまた、他の人の個性をどんな風にいかしていくかを考えていることはないでしょうか。
全体のバランスの中で自分がどの位置にあるか、
ということを念頭に置きます。
水瓶座の方は個性的だとよく言われますが、
実はその背後にはとても強い「常識」や「平均」の意識があります。
並みいる人の中から自分をどのようにポジショニングするか。
そして他の人の個性をどんな風に活かしていくか。
「あなたと私」ではなく、
「みんなと私」という目線です。
また同様に「グループや仲間意識」といった観念も、
あなたの中ではとても大きなものを占めています。
「あなたと私」ではなく「みんなと私」という視点こそ、水瓶座の性格をユニークなものとしているのです。
水瓶座のそんな性格は、高い理想を表しています。
どんなことをやってもどんなに自分が成し遂げても、それは理想であって現実の中ではなかなか実現することはできません。
だからこそ、この世には完全に委ねずにどこか引いて見ているのが、水瓶座の隠された側面だといえます。
水瓶座はそもそもユニセックスなものと関係がある星座です。
水瓶座のあなたがパートナーに選ぶ相手は、
周囲から見ると一風変わったように見える人が多いかもしれません。
外面的な条件など大したことではないのです。
恋はあくまでも、自分の価値観や心の繋がりが一番大切なものとなっています。
その形も友情に近いものであるかもしれません。
水瓶座の愛は複雑です。
お互いに相手のことを尊敬しあい、
分かりあって正しい関係を築いていくべきである、という風に思っています。
自由を愛し、既存のパターンの中に自分を押し込めていくことを嫌います。
一人の人とじっくり関わっていきたいという願望と、そこから逃れたいという気持ちが同居しています。
この二つの衝動をどんな風にうまく統合させていけば良いかが課題でしょう。
仕事では、水瓶座はそもそも金銭のためには働く意欲を持っていないのではないでしょうか。
自分のアイデアを形にし、あるいは自分の理想を現実にしたいと考える為に働くのであって、
食べるだけではすぐにその仕事に魅力を感じなくなってしまいます。
小さくても良いので、あくまであなたのやり方が通用するような場所を作ってみてください。
また、数は少なくともあなたのことを理解してくれる人を見つけることが決定的に重要になります。
水瓶座 他星座との相性
●ベストで助け合えるのは、60度、120度
→牡羊座、双子座、天秤座、射手座
●衝突や葛藤が起こりやすいのは90度、150度
→牡牛座、蟹座、乙女座、蠍座
●強化、どこか気になる、意識しあうのは0度、30度、180度
→獅子座、山羊座、水瓶座、魚座